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GitHub Copilotのカスタムエージェント

GitHub Copilotでは、要件に基づいて特定のタスクを実行できるカスタムエージェントを作成できます。

GitHub Copilotのカスタムエージェントの作成方法

手動:

  1. リポジトリの.github/agents/ディレクトリにnamespace.angent-name.agent.mdという新しいファイルを作成します。
  2. ファイル内でfrontmatterと指示を使用してagentの動作を定義します。

GUI:

  1. Visual Studio CodeでGitHub Copilotのチャットサイドバーを開きます。
  2. agent選択ドロップダウン(チャット入力ボックスの左下)の"Create New Agent"ボタンをクリックします。
  3. 提供されたインターフェースを使用して、agentの名前、説明、および動作を定義します。

Custom Agent定義の例

---
description: このagentはコードレビューを支援し、提案と改善を提供します。
tools: ["file_search", "fetch_webpage"] # agentが使用できる組み込みツールのリスト
handoffs:
model: Claude Sonnet 4.5
- label: 改善を提案
  agent: agent
  prompt: "次のコードの改善を提案してください:"
---

# agentへの指示

あなたはプロフェッショナルなコードレビュアーです。提供されたコードを分析し、改善、最適化、およびベストプラクティスを提案してください。

...

GitHub Copilotのカスタムエージェントの作成と設定の詳細については、公式ドキュメントを参照してください。

カスタムエージェントの使用方法

  1. Visual Studio CodeでGitHub Copilotのチャットサイドバーを開きます。
  2. agent選択ドロップダウン(チャット入力ボックスの左下)からcustom agentを選択します。
  3. チャット入力ボックスにプロンプトやコマンドを入力して、agentと対話します。

プロンプトファイルvs.カスタムエージェント

機能 プロンプトファイル カスタムエージェント
目的 agentを呼び出すシンプルなトリガー 複雑なタスクのための完全な実装ロジック
ファイルタイプ .prompt.mdファイル .agent.mdファイル
複雑さ 最小限のfrontmatter、agentを指すだけ tools、handoffs、指示を含む詳細なfrontmatter
ユースケース クイックコマンド、シンプルなタスク 包括的なワークフロー、マルチステッププロセス
永続性 呼び出しごとに1つの応答のみ セッション内の複数のやり取りでコンテキストを維持可能

ファイル構造:

.github/
├── agents/
│   └── namespace.agent-name.agent.md     # カスタムエージェント
└── prompts/
    └── namespace.prompt-name.prompt.md   # プロンプトファイル
.vscode/
└── settings.json                         # プロンプトファイルのVSCode設定 (任意)