C++のconst型修飾子を型の後に置く
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ベストプラクティス： const型修飾子を、修飾したい型の右側に置きます。
int var: // varはint型
int const var: // varはconst int型
int * ptr; // ptrはintへのポインター
int const * ptr; // ptrはconst intへのポインター
int * const ptr; // prtはintへのconstポインター
int const * const ptr; // ptrはconst intへのconstポインター
int ** ptr; // ptrはintへのポインターへのポインター
int const ** ptr; // ptrはconst intへのポインターへのポインター
int * const * ptr; // ptrはintへのconstポインターへのポインター
int ** const ptr; // ptrはintへのポインターへのconstポインター
int const * const * const ptr; // ptrはconst intへのconstポインターへのconstポインター
C++のconst型修飾子はまずその左側に適用されます[1]。[1]が存在しない場合は、右側を修飾します[2]。
[1] const [2]
以下は同じ意味です：
int const var:
const int var: // 同じ意味
しかし、ポインターにconstを適用したい場合は複雑になります。
const int * ptr; // 右側を修飾：ptrはconst intへのポインター
int const * ptr: // 左側を修飾：ptrはconst intへのポインター
int * const ptr: // 左側を修飾：ptrはintへのconstポインター
もちろん、これらは正しく動作します。しかし、ソースコードに両方のスタイルがある場合は見苦しくなります。
シンプルな解決策は、型の右側のみにconstを適用することです。つまり、[1]スタイルのみを使用します。
明確なコーディング規則があれば、このような複雑な構文で書かれている場合でも、コードは理解しやすくなります。
int const ** const ptr; // ptrはconst intへのポインターへのconstポインター
注：オープンソースプロジェクトや会社のコードに貢献する場合は、既存のコードの書き方やプロジェクトのコーディング規則に従う方が良いです。
参考文献：